2021/6/12
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スポーツ障害 肩の痛み |
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中学生男子がテニスの試合のために練習を繰り返している時に右腕のこわばりや 首の痛みがひどくなり来院された。 肩の可動域検査をすると右の腕の外旋や内旋、挙上に制限がみられ、筋肉の痛みも伴って 明らかに運動によるオーバーユースの状態になっている。 他に病的な所見は見当たらないのでカイロプラクティック検査を行う。 ベッドにうつ伏せになると右下肢が短くなり骨盤の歪みが起きていた。 検査を重ねていくと、背骨全体に右側の変異が大きく、腕に関係する頸椎の神経も 圧迫が起きており、右肩甲骨、上腕関節の全方向可動域の異常部位を矯正する。 痛みと関係している神経が関連する関節の変異によって圧迫を受けていると、筋肉のはたらきは正常な機能が出来ずに痛みとして制限される。 スポーツ障害の場合に多く見られる症例でもある。 3日~5日の間に4,5回検査、矯正を繰り返し、ほぼ痛みもなく、検査にも歪みの反応が出なくなったので1週間後に再検査したら異常なし。試合に痛みのない状態で出場できることを喜んでいた。 島原カイロプラクティックセンター |
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