2018/11/28
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顎の関節の痛み |
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食事をするときに口を開けにくい、口を大きく開けると痛みが起こるなど顎関節の障害を訴えて来院される方が多い。 ほとんどの場合、顎の関節だけのトラブルは少ない。 多くは背骨、特に頸椎、頭、顎の関節が関与している。 先日も20代女性の患者さんが来院され、右側の顎の関節が音が出て、食べる時に違和感があると訴えられた。 背骨の歪みを検査するためにアクティベータ専用自動ベッドでうつ伏せになり、足長を見ると明らかに右足が短下肢になっていることが分かる。 この状態では骨盤の変異や腰椎から頭の関節までの歪みが起きている事が想定できる。 検査では膝を90度近くまで曲げると短い側の脚は長くなり左右が揃った。 右の骨盤(腸骨)の下方変異が起きておりアクティベータ治療器でアジャストする。 アクティベータ治療器 この治療器具は最新の電動器具であり赤ちゃんから高齢者まで使用でき痛みももちろんありません。 パチン!と音がして関節を介して振動が起き、神経の圧迫を改善します。 効果があったかどうかは先ほどの足長変異がきれいに揃っていることで確認される。 この方法で背骨の関節~頭まで歪みをすべてアジャストすることで脊柱左右からの神経伝達を正常に整えていく事で機能異常が改善される。 顎関節の検査はその後、口を大きく開けてもらうと同じように足の短長が現れ、異常が起きていることを表している。 口を大きく開けた場合の異常では下顎(下あご)の関節に機能異常が起きているの で一番小さい①のサイズでアジャストを行う。 次は奥歯を噛みしめると先ほどのアジャストできれいに揃っていた両足がまた、右足が短下肢になっているので右の咬筋(噛みしめる時に働く筋肉)の機能異常が起きているのでそこにアジャストしていきます。 下あごを左右に動かして検査、前後に動かして検査しても異常がないのでうつ伏せの検査を終えて、次は仰向けの検査に移ります。 今度は足の強い筋力を指標として使います。 力比べしているのではなく検査部位が正常に働いているのかを確認していきます。 食事をするときと同じ状況動作を一つに絞って何通りも検査していくと、強かった足の力が異常が残っている部位だけ力が入らなくなります。 その部位に再度治療を施し、筋力がしっかりしていることを確認して背骨の治療を 終えます。 次は隣のカイロプラクティツク専用ベッドに移ってもらい、触診、筋肉の緩和操作 皮膚の循環が良くなるようにバイブレータケアを行います。 その後、アクティベータ検査で異常部位がでた場所に人体イラスト上に赤マークが 印されている用紙(踵の写真も掲載して左右差が分かるように赤線ラインを引いている)を基に症状の説明や治療計画を説明して次回の予約を決めていただいています。 顎関節にかぎらず、背骨の異常は身体のあらゆる症状の原因になります。 なかなか改善しない場合には諦めないでご相談ください。 |
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