2018/12/4

骨盤の歪みは背骨全体に悪影響を及ぼす

 繰り返す背骨の痛みや、股関節の違和感や痛みが起こる場合、歪みを矯正して左右のバランスを整えて、筋力にも問題がない状態で治療を終え、歩いてもらったり立ったり座ったりの動作を再現していただいても問題がないのに、10日や2週間後にケアに来ていただいた時にまた同じ状態が起きている場合には痛みなどの自覚がなく本人は「調子がいいですよ」といわれるが、検査で異常がある場合にはまた症状が繰り返すことが起こる
 
この原因についていくつかの仮設を立て検査・治療を行っているが、大きな原因の一つに仙腸関節の歪み、特に仙骨の左右どちらかへの傾きにより、左右の腸骨(臀部の関節)がズレ、座骨も股関節も歪んでいる。
 
これらの歪んだ関節をすべて矯正して腰椎の関節の歪みを矯正した後、骨盤ベルトを差し上げている。
 
ゆっくりしているときや、寝ている時以外は外してもらい、仕事や用事などで動く時には骨盤ベルトを締めてもらうようにしている。
 
多くの人で歪みが劇的に減っていることから原因の一つであることは間違いがないと思われる。
 
反応のある部位だけでは対症療法になってしまい繰り返すので、何が原因で起きるのかを想定することは隠れた原因へのアプローチへとなり症状の改善につながる。